一人暮らしは共同生活

一人暮らしは共同生活

一人暮らしをする場合に、まったく自由になって他人に気を使うことはなくなると思っているかもしれません。
ですが実際はそんなことはありません。
社会で生きて行くには人間との関わりは不可欠です。
今回は【一人暮らしは共同生活という意味合いもあり親の大切さがわかることと横浜市二俣川エリア情報】についてご紹介します。
 
  • 一人暮らしだけど、ひとりで暮らしているわけではない!
 
何か禅問答のタイトルみたいですが、まあお話を聞いてください。
ご両親や兄弟姉妹と暮らしていた実家の場合は「共同生活」のスタイルだったのです。
おとうさん・おかあさん・おにいちゃん・おとうと・おねえちゃん・いもうと・おじいちゃん・おばあちゃんたちと一緒に生活をしていました。
その中にはいろいろな家庭内ルールがあったでしょう。
それを守りながら生活をするのが普通です。
 
一方の一人暮らしはどうなるでしょうか?
一人暮らしだから、本当にひとりなんだと思っていますが、現実は少し違ってきます。
実際にマンションやアパートで生活するイメージをしてみてください。
シミュレーションするのです。
 
屋根はひとつあるのが見えるでしょう。
その大きな屋根の下にはたくさんの部屋があります。
その中の一つの部屋はあなたが将来住む部屋になります。
そこにはルールが存在します。ということは一人暮らしも共同生活の意味合いがあります。
 
大勢の人達がいろいろな目的で一人暮らしをしています。
自分の中で決めたルールだけではありません。
オーナーさんと交わした契約書のルールがいろいろあります。
それを守りながら生活をしなければなりません。
例えばゴミ出しの日とか不燃ゴミを出す日が決まっていることです。
さらに、それは細かく時間が指定されているかもしれません。
 
騒音の問題もあります。
実家ならば夜遅くまで音量を高くして音楽を聞いていてもそんなに気にはしませんでした。
ですが一人暮らしとなると周囲に気をくばらなければなりません。
 
それがポイントです。
周囲を思い遣るルールが存在していることです。
実家では甘えがあって周囲を思いやるなどあまり気にしませんでした。
ですが、他人が同じ屋根の下で暮らす場合は「自分がされたら嫌だと思う事」は他人にもしない配慮が必要です。
 
こういったルールは実家暮らしと何も変わることがありません。
逆に実家では甘えることができましたが、一人暮らしの場合は甘えが許されません。
一人暮らしはひとりで暮らしているという冒頭の話はこれで理解いただけたでしょう。
 
  • 一人暮らしをして初めて親の大切さが分かる!
 
一人暮らしをしたくなる理由として「親から口うるさく注意されるのがウザイ」ということがあるでしょう。
でも一人暮らしをしたら何時に寝てもいいし、朝寝坊してもいいのです。
食べ物だって自分が好きなものを食べればいいし、自由気ままな暮らしができます。
注意する親は見ていないからです。
 
その代償としていろいろ自分でしなければならないことがあります。
思いつくまま実家暮らしのときのイメージを書き出してみましょう。
  1. 朝昼晩と食事をつくって出してくれる
  2. 食事のあとの洗い物や後片付けをしてくれる
  3. 部屋の掃除や玄関の掃除・トイレの掃除をしてくれる
  4. お風呂の準備をしてくれて掃除もしてくれる
  5. 洗濯物を出しておけば綺麗に洗って干してくれ、乾いたら畳んでくれる
  6. 病気になった場合に寝込んでいたら看病してくれる
  7. 買い物をしてくれる
  8. 周囲から守ってくれる
  9. 生活費を渡しておけばお金のことは心配せず自由にお金を使える
 
こういったことが実家暮らしならありました。
でも一人暮らしになると自分がやってこなかったことを全部自分でしなければなりません
こういったことは両親と一緒に暮らしているときには意識していませんでした。
一人暮らしをして初めて親への感謝に気持ちが湧いてきます。
一人暮らしをするにはお金を稼がなくてはならないのです。
料理をつくることはとても大変です。さらに後片付けが待っているのです。
病気になったときに独りぼっちだと不安です。
洗濯ものが堪っても自分が洗濯しないと下着も着替えもなくなります。

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